この10年くらい、色々とやってきたことがあります。今年度は、新しく着任した学校で、これまでやってきた取組みに再チャレンジしながら、再現性を確認しています。
今回は、8月と9月に取り組んだ内容についてです。
こんにちは。BigWaveといいます。公立中学校の現役教頭です。奇妙な生態を持つ教師「教頭」。そんな「教頭先生」の頭の中を公開します!

→夏休みに仕込んでいて良かった
8月と言えば夏休み!閉庁日が長くなったり、近隣の市では2学期開始が9月1日に戻ったり、いろんな試行錯誤が見えて楽しい夏休みでした。
さて、夏休みは普段ではできない時間がかかる事にも取り掛かれる大事な時期。2学期の仕込み期間でもあります。そんな8月、そして9月にやってみたのは以下の通り。
- 給食報告の刷新 (148)
- 出張届作成アプリの運用
- 用途不明のカギの整理
- 提案までのステップ提案、提案フォーマット共有
- 教頭通信
給食報告の刷新
給食開始からずっと教頭業務を圧迫してきた予定食数報告と実食数報告。ICT化が進んでも、かなりの負担感でした。
原因は報告様式や報告方法が市教委発信で、実際に報告する学校(教頭)の意見が反映されていなかったから。さらに予定食数報告と実食数報告の市教委側の窓口が別になっていて、これも業務をややこしくさせる要因の一つでした。
予定食数報告はいい感じに改善できたのですが、残念なことに、実食数報告の方は暗礁に乗り上がってしまいました。市教委側のシステムがCSV未対応とのことで、どうしようもない感じです。
ICT化が進んでいるのに、当分は目視での確認継続です。ほんと残念。
出張届作成アプリの運用
出張届はこれまで手書きか、各々が取り込んだ様式のデータに入力して印刷するかのどちらかでの対応でした。
教頭は提出された紙媒体の出張届を見てメモしておき、本日の出張者を職員室の黒板に書いて全体で共有するといった業務に繋がっていました。
最終的には教頭の手帳に全ての出張が集約されていくわけですが、これって二度手間です。
出張届を作成する際に、一つのアプリで作成してもらえれば、そこにデータは蓄積されていきます。わざわざ教頭が紙の出張届を見てメモする必要が無くなります。見落としも転記ミスも無くなります。
そんな機能が校務支援システムに組み込まれているとありがたいのですが、残念ながらそういったシステムの更新は対応してもらえそうにありません。加えて校務支援システム自体の使い勝手も悪いので、今のシステムに統合したくないなというのが率直な気持ちです。
そこで出張届を作成するアプリをエクセルで作ることにしました。
もちろん作成する人すべてにとってメリットがあるものでないと使ってもらえないので、いろんな先生にアドバイスをもらいました。(このあたりをトップダウンにしたくない)
散らばったデータは使えないデータになるのですが、それを一つにまとめると色んなメリットが生まれます。そのアプリで今日の出張はもちろん、特定の日時の出張や特定の人の出張なども検索できるようになりました。
届の出し忘れや重複もこれで防げますし、学年主任の先生などは学年所属の先生の予定をまとめて把握することができます。長い出張先の名称や複雑な経路なども、一度入力してしまえばコピペすることができます。
すでに職朝メモアプリで朝の情報共有を行っているので、出張届アプリの「今日の出張」も職朝メモアプリに表示して自動的に共有できるようにしました。これで職員室のホワイトボードに出張者を書く必要もなくなりました。
今では出張届アプリの利用は軌道に乗り、全ての教職員が使っています。今のところ評価は上々です。

このアプリの目的はもう一つあります。今はまだ校内での利用にとどまっていますが、これを市内全校に広げたいです。
学校によって出張届の作成方法は微妙に違います。全ての学校が同じアプリで運用していれば、異動時に負担を少しだけ軽減することができます。アプリのメリットも共有できます。
学校が変わることで発生する負担は想像以上です。異動した本人はもちろん、受け入れる側の学校にも負担になります。その負担を少しでも減らすことも私のやりたい事の一つです。
次回は後編です。