157.この半年間で取り組んだこと(前編)

業務改善

現任校に着任して、半年が経ちました。

今年度はこれまでの集大成として、できることを全部やるつもりで取り組んでいます。折り返し地点に来たので、この半年でやってきたことを振り返って、今の課題と今後の方針を確認しようと思います。

こんにちは。BigWaveといいます。公立中学校の現役教頭です。奇妙な生態を持つ教師「教頭」。そんな「教頭先生」の頭の中を公開します!

ちょっと芽が出てきた?

経験則ですが、学校が根本的に変わるには最短でも3年はかかると思います。1年目に意識改革・制度の再設計・環境作り、2年目に日常化、3年目で定着と言った感じです。持続可能な職員室になるまで浸透するには、もう2~3年必要かもしれません。

今年はそんな長期計画の1年目。この1年で意識改革と制度設計、環境作りがどこまでできるかが、今後の先行きに大きく影響します。

4~9月に取り組んだ主な取り組みは以下の通りです。

  1. 学校教育目標の共有【意識改革】10%
  2. 時間外校内自主研修(OFF-JT)【意識改革】30%
  3. 教頭通信【意識改革】80%
  4. 教職員が自由に発言できる環境作り【意識改革・環境作り】40%
  5. 教職員が発信・共有できる場の創出【環境作り】80%
  6. 用途不明のカギの整理【環境作り】50%
  7. 教頭の通知表【環境作り・制度設計】30%
  8. 会議の運用方法の明確化・会議の分散【制度設計】70%
  9. 提案までのステップ提案、提案フォーマット共有【制度設計】20%
  10. 施設点検の運用【制度設計】20%
  11. 給食報告の刷新【制度設計】80%
  12. 出張届作成アプリの運用【制度設計】90%

学校教育目標の共有【意識改革】10%

学校教育目標を職員室前ボードに大きく貼りだし、目標を持つことの意味を教頭通信を通じてお伝えしています。でもまだそこまでです。

教師って目標を持って業務に取り組むことが苦手なように思います。みなさんはどう思いますか?若い時の私がそうでしたし、先生方と話をしていてもそう感じます。目の前の仕事に追われて自転車操業をしている感じです。

自分の目標を定めずに働いているのなら、組織の目標に意味を見出すことなんてできません。まずは個人の目標を設定することと、設定することで自分自身の成長を実感できる経験が必要だと感じています。

学校教育目標って設定するだけだとすぐに有名無実化します。組織目標を共有することで生産性が大きく向上するとは思っているのですが、私自身まだ上手く言語化できておらず、職場のみんなに十分伝えきれていません。

学校教育目標がより身近に感じられ、全教職員が共感し、個人の目標にも関連付けられるような工夫が必要です。これは今からどうにかできる事ではなく、年度末・年度始めに教育目標を作成する段階から取り組む必要があります。

時間外校内自主研修(OFF-JT)【意識改革】30%

3名以上集まると実施することにしています。10月までで3回の実施となりました。講座は15講座ほど用意しているのですが、3名以上がなかなか集まりません。

どの学校でも人気なのは「大人の金融リテラシー」です。学校業務とは直接関係ありませんが、そんな内容でもできるのが、時間外研修のメリットです。

今年度初めて行った、認知科学的なアプローチからの「効果的な学び方」も8名集まってくれました。「ロケットランチャーを打とう!」も予定していたのですが、こちらは生指部の研修でやってくれることになりました。

この時間外校内自主研修が、自分たちに足りない部分を学びあう機会になればと思うのですが、まだまだ前途多難です。

教頭通信【意識改革】80%

毎週紙媒体で配っています。1 on 1で先生方と話をするときは、基本的には先生方の育成に全振りしています。私が考えていることや目標としていることを伝える機会がほとんどありません。そこで教頭通信を出すことにしました。今年で5年目です。

なぜかどの学校でも、配り始めた当初は何の反応もありません。現任校でもそうでしたが、最近教頭通信のことで先生方と話す機会が増えました。引き続き週1回の発行を続けて、今年度こそ目標の50号に到達したいです。

教職員が自由に発言できる環境作り【環境作り】40%

職場の在り方として、心理的安全性の向上を掲げています。定期的に全体にもお伝えしています。特に失敗のマイナスイメージ払拭と新しいチャレンジの歓迎はアジャイル方式と合わせて、具体的に示そうと心掛けています。

心理的安全性の向上は一朝一夕では実現しません。まずは自分自身の言動や立ち振る舞いから気を付けていきたいです。じゃないと先生方に「心理的安全性が大事」と伝えても中身がスカスカになってしまいます。

スタンディング・ミーティング・スペースは短い会議をする場として定着しつつあります。私が先生方の授業を参観した後のフィードバックもここで行っています。最近は雑談の場としても活用されています。

教職員が発信・共有できる場の創出【環境作り】80%

DXとまでは行きませんが、ICT化をかなり積極的に進めています。年度始めには無かった、毎日の情報共有フォーム「職朝メモ」は定着し、これをプラットフォームとして、会議の案件・議事録のアクセス、出張や休暇等の管理、アレルギー対応、部活動の有無なども確認できるようになりました。

職朝メモの運用は教務主任にお任せしました。また職朝メモとTeamsの使い分けがハッキリしていなかったので、教務部が率先して使い分けを整理してくれました。

職朝メモは個人的にはかなり便利だと思っているのですが、一度職場のみんなの意見を集約してみようと思います。私がやりたいことは全て実装できたのですが、まだまだ改善できる事があるかもしれません。

用途不明のカギの整理【環境作り】50%

カギの整理の目的は2つです。1つは、校内全てのカギの置き場所を誰でも分かっている環境作りです。いざと言うとき、「カギがない!」となるのは最悪です。

もう1つは私以降の教頭先生の負担軽減です。用途不明のカギは無いに越したことはありません。まだ私の机上には使途不明のカギが10本ほどあります。どこかで使えそうな気がして、まだ捨てることができません。

ここまでで振り返りは半分です。残りは後半で振り返りたいと思います。

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