みなさんは先生方との関係作りで、何か取り組まれていることはありますか?
授業改善にしろ業務改善にしろ、何かを進めるには職場の雰囲気がとても重要です。その良し悪しで、成果が大きく分かれます。
何より、雰囲気がいい職場って働いていて楽しいですよね。
こんにちは。BigWaveといいます。公立中学校の現役教頭です。奇妙な生態を持つ教師「教頭」。BigWaveのアジトはそんな「教頭先生」の頭の中を公開する教頭ブログです。

→原因自分論ならできることはたくさん
その職場の居心地がよければ、気持ちよく働くことができます。ウェルビーイング向上とよく聞きますが、1日の3分の1を過ごす職場の居心地が良ければ、それだけでかなり向上しそうです。
もちろん雰囲気は勝手に出来上がるものではありません。みんなの言動が積み重なって形成されていきます。
今の職場の雰囲気が良いのなら、それは誰かが雰囲気が良くなる言動を発信してくれているからです。前向きな発言や率先した行動、励ましのエール、拍手等‥、担ってくれている方がいるはずです。
前の職場でも、今の職場でもそんな方々にとても助けられています。
意識しようとしまいと、言動の積み重ねで雰囲気は形成されていきます。ということは、意図的な言動を行うことで良い雰囲気を形成していくこともできるということ。
文鎮型組織の学校では、管理職の言動は雰囲気づくりに特に大きな影響を与えます。良い意味でも、悪い意味でも。そう考えて自分の言動を思い起こしてみると、イマイチな場面も多く、しょっちゅう反省しています。
管理職として持っておきたい考え方は至ってシンプルです。「自分の言動が雰囲気を作る。」これだけです。
では具体的に教頭ができる、良い雰囲気を作る言動ってどんなものがあるのでしょうか。ここでは2つ紹介してみたいと思います。
1.率先してあいさつをする
2.即時対応する+目線を合わせる
1.率先してあいさつをする
まずは「あいさつ」です。基本中の基本です。担任時代も生徒にいつも言っていました。「出勤してきたらあいさつを交わす。」これだけで、言った本人はもちろん応えた人も気持ちよく1日をスタートできます。
あいさつしたのに、誰も返してくれないとすると、その職場の雰囲気はかなり重たそうです。
できればこちらから率先してあいさつしたいです。能動的に職場の雰囲気を向上させるはじめの第一歩です。
個人的に最悪だと思っているのは、管理職が偉ぶって自分からあいさつをしないケースです。「私は偉いので、あなたがあいさつをしたら、あいさつを返します。」無意識にでもそう思っているのなら、それは相手に伝わります。
1年間あいさつをし続けてもあいさつを返してくれない人もごく稀にいるのですが、それはその人の課題であって、しっかり挨拶を継続できた自分は褒めてあげてください。
2.即時対応する+目線を合わせる
事務作業をしている時、先生から「今いいですか?」と尋ねられたら、即OKします。自分の作業はすぐに止めて、その先生の話を傾聴します。
その時、自分は座っていて相手は立っているので、目線を合わせるために立ち上がります。
「偉い人が来たから立ち上がる」と捉える方もいるのですが、その意図はありません。誰が来ても立ち上がります。「目線を合わせた方が話しやすい。」それだけです。
職場にいるメンバー全員が、教頭先生は忙しいと思ってくれています。確かに忙しいのですが、教頭はチャイムに縛られないので、業務をある程度コントロールできます。厳密にチャイムで動かなくてはいけない先生方と比べ、臨機応変に対応しやすいです。
なので、先生方から声がかかったら、目の前の業務を止めて、最優先で対応します。そうすることで、教頭に声をかけるハードルも下げることができます。(ちなみに私の教頭席の前にはwelcomeボードを吊っています)
ただ、予算案作成やややこしい報告書の作成など、どうしてもその瞬間に手を止められない時もあります。そんな時は、「ちょっと今手が離せないので、〇分後に声掛けます。」と伝えています。そうすることで、その先生もその後の行動を決めやすくなります。
即時対応と目線合わせのコンボで、話しかけやすい管理職を目指しているのですが、最近一部の若手先生が声掛けと同時に私が座っている横にしゃがみ込む方が現れました。
生徒対応の延長だと思うのですが、どうも飲食店で注文を取られている感覚になってしまいます。目線を合わせようにも、座っている自分よりも相手の目線が下になるので合わせることができません。思わぬライバル出現です。
今はしゃがみ込まれる前に立ち上がれるよう心掛けているのですが、大幅に負け越しています。

と言うことで、エビデンスは無いのですが、職場の雰囲気を良くするためにやっていること2つを紹介しました。
他責思考ではなく雰囲気づくりを自分事として捉えることで、チャレンジできることが生まれます。その発想を教職員全員で共有できれば、効果も大きくなります。
ただ中には雰囲気を悪くする言動をする人もいると思います。意図的にそんな言動をする人は厄介なのですが、無意識にそんな言動をしている人はもっと厄介です。
そんな方々とも対話を重ね、心理的安全性の向上に教職員全員でチャレンジしていける雰囲気を作っていきたいです。