68.なぜこのブログを書いているのか2025

業務改善

明けましておめでとうございます。今年も週1ペースでアップしていこうと思っています。お暇な時間に読んでいただけると嬉しいです。

年始と言うこともあって、ここでもう一度このブログの目的を確認しておきたいと思います。

どうも、こんにちは。BigWaveといいます。公立中学校の現役教頭です。奇妙な生態を持つ教師「教頭」。そんな「教頭先生」の頭の中を公開します!

  • 無意識のフラット組織を意識的なフラット組織へ

ブログを始めた当初の目的は、勤務校で出している教頭通信を公開するのが目的でした。

その後、色々試行錯誤して、2024年始めの投稿では、「教頭先生はもちろん、先生方全員にとっても意味のある中身にしていきたい。」と書きました。

今年も同じ思いで、投稿していきたいと思っています。

その中でも今年特に力を入れたいのが、学校を経営するよりベターな方法の実践報告です。

私が職員室で目指す組織は、「フラット組織」です。

「トップダウン」はもちろん「ボトムアップ」も、ヒエラルキー組織を前提にしています。「フラット組織」ヒエラルキー組織ではないということです。

講師なら1年、教諭なら4~8年で異動対象になります。管理職も3年前後で異動です。

そんな入れ替わりの激しい組織でヒエラルキー構造を維持することはできないと考えています。

職員室は現状から考えてみても、かなりフラットな組織となっています。法律上、管理職はいますが年間の活動のほとんどは、管理職ではなく先生方が主体的に企画・運営しています。

ただ今のフラットな組織の在り方は、異動の激しさをカバーするために、自然発生的にフラットな組織になったのだと思います。

誰かが意図して作り上げた訳ではありません。もちろん、職場内での共通理解にはなっていません。

これを意識的に「フラット職場」に改善するために、教職員のunlearnから、校務分掌の在り方や決裁ルートの流れを試行錯誤してきました。

今年もそれを継続し、教職員が主体的・対話的に業務に取組み心理的安全性を向上させ経験・年齢に関係なくいろいろなメンバーがアイデアを出し挑戦できる職場環境を作っていきたいです。

目指すは「無意識のフラット組織」から「意識的なフラット組織」への転換です。

それが結果として、教職員の創造性を育み時代の流れに取り残されない職場を作り全員が生き生きと仕事に励むことができる職場を作っていくと考えています。

そういった職員室が増えていけば、若い人にとっても魅力的な職場になり得るのでは、とも考えています。

「フラット組織」の発想は、「ザッポスの軌跡」(石塚しのぶ 廣済堂出版)や「ティール組織」(フレデリック・ラルー 英治出版)などを読んでいる中で得た着想です。

職員室は「ティール組織」にはなれませんが、それに近づくことは可能だと考えています。そのためにクリアしないといけない壁は山ほどあります。

これまでのチャレンジで、上手くいったもの失敗したもの経過観察中のものこれから挑戦したいことがありますが、それらをこのブログで共有できたらと考えています。

と、いろいろとブログの目的について書いてみました。今年も1年やり遂げようと思っています。よければ読んでいただけると嬉しいです。

ふと、はるか昔、所属していた高校の漫画研究部で季刊誌「フラジャイル」を発行し、各教室に勝手に置いて回っていたのを思い出しました。

このブログでやっていることは、案外それと同じことなのかもしれません。

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