18 どうすれば働きやすい職員室にできるのか?

教師のマインドセット

年が明けましたね。今年もよろしくお願いします。

「一年の計は元旦にあり。」ということで、このBlogを運営している目的について、ここに書いておこうと思います。

どうも、こんにちは。BigWaveといいます。公立中学校の現役教頭です。奇妙な生態を持つ教師「教頭」。そんな「教頭先生」の頭の中を公開します!

・課題を見つける視点
・課題を「課題」と発信できる環境
・課題を解決するシステム

みなさんの学校にはどんな課題がありますか?

私が勤務してきた学校で言うと、時間外労働問題、会議が長い問題、教科指導研鑽しない問題、校則指導問題、外部機関との連携問題、部活指導問題など、数え上げればきりがありません。

でもほんの15年ほど前までは、これらは問題ではありませんでした

会議が長いのは当たり前でしたし、部活指導はやらない方がおかしいと思われていました。私も何の疑いもなく、正月とお盆以外はずっとクラブをしていました。

でも今は違います。長い会議も部活動指導も、時間外労働が減らない大きな原因です。

特にここ数年で教員の働き方が問われるようになり、これまでの「当たり前」に疑問が投げかけられ、問題が浮き彫りになってきました

ここでのポイントは、「問題が起きた」のでは無く、「問題に気が付いた」ことです。

そもそも問題はずっとありました。それを「課題と捉えることに気が付いた。」ということです。

でも、当事者である教員は案外そうでもありません

まだまだ土日でも、給料が出なくても部活動指導をしたい人がいます。会議で書かれている内容を18:00を過ぎていても延々と読み続ける人もいます。

職員室は、「課題に感じた人」と「課題に感じていない人」に分かれています。そして「課題に感じていない人」の割合がまだまだ多いように思います。

教員の過酷な働き方は泥沼化していますが、現場でできる改善もたくさんあります。

目の前で取り組めて、教員の働き方改善につながる行動を起こすには、教師自身の課題意識の持ちよう具体的に実現できる環境が必要です。

1.課題を見つける視点
「当たり前」をもう一度よく考えてみる。これまで気が付かなかった課題を見つけることができます。

2.課題を「課題」と発信できる環境
心理的安全性の高い職場環境がないと、発信できずにモヤモヤで終わってしまいます。

3.課題を解決するシステム
課題としてとらえても「教育委員会が…。」と思っていると、変わるのに10年単位の時間が必要です。「課題を解決していこう!」という意思と、それを実現するシステムが必要です。

この3点において、教頭として実際にできることをこのBlogで発信していきます。その先に、働きやすい職員室があると思って試行錯誤しています。実際に、勤務校で実践した振り返りなんかも載せていきたいです。

教頭先生はもちろん、先生方全員にとっても意味のある中身にしていきたいです。ぜひ通勤中などお暇な時に一読してもらえると嬉しいです。

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