09 時間の作り方

職員室での働き方

新しい事を始めようとすると、時間がかかりますよね。授業改善クラスでの取り組み、クラブの新メニューなど、今より成長しようとするとやはり時間がかかります。

1日は24時間。時間を作るということは、この24時間の使い方(仕事で言えば、働いている時間の使い方)を考えるということになります。

どうも、こんにちは。BigWaveといいます。どこの職員室にもいる「教頭先生」。他の先生たちとは違う、奇妙な生態を持つ教師です。そんな「教頭先生」の頭の中を公開します!

  • 10分で終わることはすぐにやってしまう。
  • 締め切り呪縛から解放される。

忙しい中、唐突に生徒指導なんかも入ってくる…。そんな毎日を過ごしていると、ついつい、「時間が作れないから、新しいことなんてできない!」と思ってしまいます。

忙しさに追い立てられると、目の前のことをこなしていくだけで、毎日が過ぎ去って行きます。

では、働いている時間の中で、どうやって時間を作ればいいのでしょうか。もちろん、「労働時間を延ばす」のはNGですよ。

1日6コマある授業を5コマにすれば1時間生まれます。しかしこの方法は、年間の授業時数を考えるとかなり難しいです。

中学校では基本的に週30コマで考えます。そうすると、行事や学級閉鎖などを含めても、年間で1015コマを確保できる計算になります。

残念ながら30分や1時間といった長い時間をまとめて作り出すことは簡単ではありません。

まとめて作り出すことはできませんが、小さな節約を積み重ねて、30分や1時間を生み出すことはできるかもしれません。

その一つの方法は「10分で終わる仕事はすぐにやってしまう。」です。

やらなければならない仕事は、遅かれ早かれしなくてはいけません。締切りがまだ先だと思って後回しにしてしまうと、この締切りを思い出す作業に「時間」と「思考」をとられてしまいます。

思い出す作業にも時間がかかります。締切りを忘れないように、メモを机上に貼ったとして、そのメモを見るたびに締切りのことを考えないといけません。

締切りを常に意識しておかなければならない状態、これが「締め切り呪縛」です。さらにやるべきことは次から次に出てきて、「締切り呪縛」が何個も重なることになってしまいます。

なので、10分で終わることなら、締め切りに関係なくすぐに取り掛かるのをお勧めします。終わった瞬間、「締め切り呪縛」から解放されます。その後は「時間」も「脳みそ」も自由になれます。

さらに、この締め切り呪縛に囚われるのは自分だけではありません。その仕事を発注した人も同じ呪縛に囚われています。「提出物を待つ教師」はまさに呪縛に囚われている状態ですね。

自分がさっさとその仕事を片付けることができれば、自分だけでなく、それをまとめる人や共有する人など関係する人も含めて、みんなが「締め切り呪縛」から解放されます。

「ほんとかよ」と思った方は、だまされたと思って1か月ほどやってみてください。上手くいけば働き方改革一歩前進です。

時間の作り方 その2

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