129.私事ですが 帰ってきました。

人材育成

2年前に、広域人事交流と言うことで、他の自治体に異動となりました(36)。そしてあっと言う間に2年が経過し、この度、元の自治体に帰ってきました。

こんにちは。BigWaveといいます。公立中学校の現役教頭です。奇妙な生態を持つ教師「教頭」。BigWaveのアジトはそんな「教頭先生」の頭の中を公開する教頭ブログです。

→安心感とチャレンジ精神

この2年間、ゼロからのスタートでしたがとても楽しい2年間でした。大変な事も本当にたくさんありましたが、いい思い出の方が圧倒的に多いです。

期間限定の異動だったので、特に何もせずに、教頭業務だけこなすという選択もあったかもしれません。でもやりたいことが湧き出てきて、やらずにはいられませんでした。自分の性分を再認識しました。

前任校では本当にいろんなことをさせてもらいました。受け入れ側の先生方にしてみれば、勝手に机上に通信を配ったり、会議で提案しまくったり、勤務時間外に勉強会を開いてみたり、この人はいったい何をしに来たんだと思っていたと思います。

でも実は、何か新しいことを提案する時は、いつも受け入れてもらえるか不安でいっぱいでした。

そんな不安とは裏腹に、いつも受け入れてもらいフィードバックももらえました。実現しなかったことももちろんあるのですが、その受け入れてもらえるという雰囲気が、私には何よりの環境でした。

自治体によって文化がかなり違いますが、そんな文化を知らない新参者が提案したことでも、受け入れてもらえる職場環境にとても救われました。

そんなやりたいことに挑戦できる環境だったから、この2年間楽しく働けたんだと思います。

もし、やりたいと思うことを提案することもはばかれる環境だったら、着任後数カ月で病んでいたかもしれません。改めて思うのは、少しでもいいのでwant toやhope to が必要だということです。have toだけでは仕事にやりがいは生まれません。

この2年で視野が広がり、物事の見方や考え方が深まり、自分の考えを整理し論理的に考える力が増しました。学んでやってみて、振り返って、再度挑戦する大切さと楽しさを実感することができました。

管理職として、職場の心理的安全性の向上に少しは貢献できたのかなと思っています。ただ、私の最終目標である「持続可能な職員室」の実現には至りませんでした。

丸投げ状態
大阪では基本的に、管理職の人事異動も自治体内で行われます。自治体を越えた広域人事交流も昔からありますが、今後はさらに活性化されていくそうです。

ただ今の現状では、教育委員会も受け入れ先の学校(管理職)も経験が無さ過ぎて、受け入れ態勢が全く整っていません。そのしわ寄せは、異動してくる教頭先生に全て降りかかっていきます。

単なる転勤だけでも負担は大きいのですが、加えて自治体間の異動に伴う負担を丸ごと抱えるとなると、正直メンタルに不調をきたしてもおかしくありません。

文化の違いは経験していくしかありません。でもICT関係の引継ぎや、年度をまたぐ絶対に間違ってはいけないアレルギー対応などは想定される課題です。こういった想定される課題は、できるだけ事前に解決しておきたいです。

特に、色々と自分でしたいタイプの教頭先生の後を引き継ぐ場合が一番負担が大きくなります。良かれと思って請け負っていた業務は、その教頭先生がいなくなれば誰も担わない業務となり、中には忘れ去られる業務も出てきます。(44)

人間関係の素地
さて、4月1日に元居た自治体に戻ってきました。着任した学校は初めて勤務する学校でした。でも職員室を見渡すと、半数以上が同勤したことがある先生、クラブやその他もろもろで知っている先生も合わせると、実に3分の2が元々知っている先生でした。

この安心感!

職員室を眺めているだけで、ちょっと涙が出そうになりました。2年前に異動した時、知っている先生が1人しかいませんでした。あの時の不安感を思い出しました。

2年前はゼロからスタートでしたが、今回はすでに素地が形作られています。これまでの20年くらいの教師人生で培ってきたことが、すでに職員室に積み上がっている感じです。

やりたい事もすでにたくさん見つかりました。さっそく教務主任と夢を語り合っています。昨年度は教師人生で一番成長した1年だと感じていますが、今年はさらに上を目指せそうです。

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