50.私事ですが、「インサイドヘッド2」

私事

息子(8歳)と娘(6歳)と一緒に、お盆の間に映画を観に行こうと思っていたのですが、何の映画を観るか悩んでいました。

子どもと相談した結果、「インサイドヘッド2」に決定し映画館に足を運びました。

映画の内容はもちろんよかったのですが、子どもたちに思いもしなかった変化が現れました

こんにちは。BigWaveといいます。公立中学校の現役教頭です。奇妙な生態を持つ教師「教頭」。そんな「教頭先生」の頭の中を公開します!

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個人的に今年のお盆に映画を見に行くなら、「キングダム」か「デッドプール3」の二択です。しかし子どもと一緒に行くとなると、そうは行きません。

特に「これ!」といったものも無かったのですが、「インサイドヘッド2」に少し興味があったので、子どもたちと一緒に前作を家で観てから決めることにしました。

2015年の映画なので、もう9年も前なのですね。内容はとても面白く、子どもたちも見入っていました。非常によくできたストーリーで、よくある勧善懲悪な映画とは一線を画していました。

もちろんお盆の映画は「インサイドヘッド2」に決定…、と思ったのですが、内容を見てみると主人公が中学生から高校生になる思春期の心の中を描いたものと言うことでした。

息子は8歳。娘に至っては6歳。果たしてストーリーの意味が分かるのか?

そんな心配をしたのですが子どもたちは見る気満々。ハラハラドキドキな場面も多い映画なので、純粋に楽しめればそれでいいかと思って「インサイドヘッド2」に決定しました。

映画では、「ヨロコビ」「カナシミ」「イカリ」たちに加え、「シンパイ」「ダリィ」たちが加わり、総勢9つの感情が出てきます。

9つの感情はキャラクター化され、映画の中で色々なハプニングに遭遇し、困難を乗り越えていきます。

内容は1よりもさらに深い内容で、思春期の心の中が上手く具現化されていて、大人も引き込まれるストーリーでした。子どもたちも楽しめたようで、今年のお盆の映画は大満足でした。

と、ここで終わりかと思いきや、子どもたちに思いもしなかったうれしい変化が現れました。

その日の午後、スイミングの練習を予約していたのですが、娘(6歳)が行きたくないと言い出しました。

よくあるパターンで、いつもなら30分ほどグズグズしているのですが、今回は違いました。ほんの5分ほどで気持ちを切り替えて、さらには「スイミング行くのが楽しみ」と言い始めました。

これまでには無い初めての展開です。聞くと「行きたくない」と思った時、「ダリィ」「カナシミ」「イカリ」が心の中にいたそうです。

これって、メタ認知

ビックリしました。6歳侮るべからず!自分の感情を客観視して、冷静に気持ちを切り替えた可能性も考えられます。

正直、「理解するのは難しいだろうな」と思い込んでいたので、反省しまくりです。この夏は、とても新鮮な発見をさせてもらえた夏でした。

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