131.学校を変えていく始めの一歩

人材育成

給食やクラブが始まり、通常モードの毎日がスタートしました。教頭席ではまだまだ新年度のドタバタは続いているのですが、忙しいこの時期にやっておきたいことがあります。

→変化の芽をストックしておく

早いもので、4月ももう下旬に差しかかってきました。教育委員会からの未読メールを0件にしたのに、ちょっと気を抜くとまた30件くらい溜まっています。まだまだ繁忙期って感じです。

さて、忙しい中なのは十分承知しているのですが、この時期だからこそやっておきたいことがあります。それは前任校との違いを記録しておくことです。

教頭としての勤務校は今回の学校で4校目。学校が変わると毎回、職員室の雰囲気や文化の違い、業務の進め方に戸惑います。この戸惑いが改善の材料になります。

戸惑いは、現任校のやり方と前任校のやり方に違いがあるから生まれます。どちらが良いのかは、ちょっと置いておいて、ここで大事にしたいのは「やり方の違いに気がついた」と言う部分です。

これができるのは、外から新しくその場所に入ってきた人です。

業務を改善する時に必要なのは変化です。この変化の可能性を見つけるのはかなり骨が折れます。特に今の業務に慣れている人は、今していることが当たり前すぎて変化の必要性すら感じられないかもしれません。

でも新しく職場に入ってきた人にとってみれば、毎日が「違い」の発見の連続です。この「違い」の発見が、業務改善につながります

そしてその「違い」は、この忙しい4月にこそ大量に発見されます

やり方の違いに気が付くと、もちろん現任校のやり方を確認し無事業務を終わらせます。大正解です。これで次からは戸惑うことなく、現任校のやり方でスムーズに業務を行うことができます。

そう、もう戸惑うことは無くなるのです。もう違いを意識することも無くなり業務改善につながるものも失われてしまいます。

なので敢えてこの4月にこそ、気がついた「違い」を書きとどめておきたいです。

違いに気が付いた時に、改善案を提案し実践できれば最高ですが、やっぱり4月はそれをする時間がありません。どうやって改善案を提案するのか、そのルートがよく分からない場合もあります。

まずは違いを感じなくなる前に、改善につながる「違い」をストックしていくことから始めたいです。

一昔前は、「新しい学校に行ったらその学校の流儀に従う方がいい」とよく耳にしました。郷に入っては郷に従えスタイルで、会議中に「前の学校では…」と発言すると、年配の先生から「ここは前の学校ではありません」といったお叱りを受けることもありました。

でもこれからは今まで以上に、職員室も時代に応じて柔軟に変化していかなくてはいけません。でもその学校の長くいればいるほど、その学校の良いところや悪いところが見えなくなっていきます

長年積み上げてきたその学校のやり方は、それはそれで意味があると思います。でもだからと言って今必要かどうかは別の話です。「違い」から生まれた変化の提案に乗っかって、改めて必要性を、今いる教職員で再確認することも必要です。

異動してきた方々はもちろんなのですが、一番変化の種を見つけられるのは、新卒新採の方のように、初めて職員室で働くことになった人たちです。悪く言えば新参者。この新参者に職場として、長いものに巻かれるよう求めるのか、職場の改善点を見つけてもらうのか、どちらをお願いしますか?

もちろん、新しく来た人たちが気付いた「違い」を「変化の材料」にしていくには、職場の心理的安全性の向上が不可欠です。みなさんの職場は、提案がしやすい雰囲気になっているでしょうか。

新しく来られた方の能力が発揮できるかどうかは、職場の雰囲気にかかっています。

2年前、前任校に着任した直後に「違い」のリストを作成し始めました。1年目でリストアップした内容を材料に、いろんなチャレンジをさせてもらいました。とても楽しい2年間でした。

少しは業務改善に貢献できたのではと思っています。同時に自分には無かった発想もいただけました。今の学校で実現させていく気満々です。

今年度もエクセルに疑問に思ったことをリスト化しています。今回はさらに、自分だけではなく、職員室にいるみなさんと一緒に、リストを作っていきたいなと考えています。

タイトルとURLをコピーしました