01 居心地のいい職員室に。

教頭の役割
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教頭は職員室の担任」と聞いたことがあります。

これまでは漠然ととらえていましたが、教頭をやってみると「確かにその通りだ。」と思うことが多々ありました。

ならば担任の時にやっていたことをやってみようと思い、教頭通信を出すことにしました。

どうも、こんにちは。BigWaveといいます。
どこの職員室にもいる「教頭先生」。他の先生たちとは違う、奇妙な生態を持つ教師です。そんな「教頭先生」の頭の中を公開します!

私を超えられるのは、私だけ。
ジェニファー・ロペス(女優・歌手)
  • 教頭は職員室の担任
  • 教室も職員室も同じ

このブログは、そんな教頭通信をいろいろな方にも見ていただきたいと思い始めました。

いろいろな試行錯誤の途中経過ばかりですが、読んでいただきご意見いただければ、今後の挑戦に生かしていきたいと考えています。よろしくお願いします。

さて、大人になった時に困らないように、教師は生徒にいろいろなことを伝えようとします。


あいさつは大事」、「時間を守るのは大事」、「忘れ物をしないようにするにはどうすればいいか。」、「ケンカをした時の気持ちの伝え方」等々、

最近は
主体的に物事を考え行動するには」なんかもあります。

担任が分かってほしいと思い、一生懸命伝えても生徒に伝わらない時もあります。むしろその方が多いかも。

そんな所も含めて、教頭は「職員室の担任」だと感じています。ただ、担任の先生と違って、教頭には先生方に語り掛ける時間がほとんどありません。

朝の打ち合わせでの連絡もほぼ事務連絡ですから…。

ということで、学級通信ならぬ、教頭通信でいろいろとお伝え出来たらと思っています。

まずは何より、私は職員室を居心地のいい職場にしたいと常々考えています。

Googleの発表で「心理的安全性」が有名になりました。少し前に参加した研修でも言及されていました。

心理的安全性は簡単に言えば、「安心して自分の意見や考えが言える状態」です。

ですから「上司からの恫喝」なんかは心理的安全性の真逆を行く行為です。

誰にとっても居心地のいい教室」って、担任の時に生徒によく言っていました。職員室でも同じです。

でも何が「居心地の良さ」を感じさせるのでしょうか。

心理的安全性を初めて聞いた時、まさに「生徒の集団づくり」そのものだと思いました。

集団づくりは職員室でも意識して推進していくべきものだと思います。

では、どうやって職員室で「集団づくり」を進めていくのか? 考えれば考えるほど、奥深いテーマです。

大人なので、それくらいできていそうって思われるかもしれません。

でも教師って、生徒のことは一生懸命考えて行動するのに、自分のことは全く構わない人が多いです。

ですから、まずは先生方の意識の持ち方に働きかける所からスタートかなと思っています。

今の職員室で何が足りないのか、日々いろいろな視点で見てみようと心掛けているつもりです。

でも見えていない部分の方がたくさんあります。先生方が働く中で、「こうなったらいい。」と言うことがありましたらご意見いただけるとありがたいです。

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